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アレグラで効果が出ない?服用方法が問題かも

2020年06月05日
鼻をかんでいる女性

アレグラの一番の特徴は、抗ヒスタミン薬の中でも副作用が弱く即効性がないことです。そのため、花粉症の症状が出てしまってから飲んでもあまり効果がないので、すぐにでも花粉症の症状を抑えたいという人には向きません。飲んでも効果がないと言う方は即効性を求めているケースが多いです。即効性のある薬であれば、服用して1時間もすれば効果が出てくるのですが、その分眠気の副作用も強く出る傾向があります。

即効性があるものと比較してしまうと効果がないから飲むのを止める、というのはあまりにも早計過ぎます。最低でも3日以上続けて服用することによって、抗ヒスタミン薬は効果が発揮されるのです。

アレグラの場合には花粉の飛散前の3週間程前から飲み始めると、シーズン中の症状を軽減してくれます。最低でも飛散前1週間に服用し始めるようにしましょう。天気予報でも花粉飛散予報をしているので、それを元にして予防すると効果的です。花粉症は毎年発症するものなので、いつくらいになったら症状が出始めたということを覚えておくことが一番です。天気予報だけではなく自分の経験も参考にすると確実に服用し始めることができます。これくらいの時期になったら飲み始めようというように決めておくのがおすすめです。

副作用が少ないのに効果があるのであれば仕事や勉強への影響が少なくて済むので、運転をする人や初めて花粉症の薬を飲み始める人にも使いやすくなります。始めは副作用が不安なので、こういった薬の方が安心です。

アレグラをより効果的にするためには服用方法も忘れてはいけません。空腹時の方が吸収率が10%から15%良くなります。そのため食事の後よりも食前の方がおすすめです。そのため朝食の前と就寝の前に飲むように習慣付けておくと良いです。食前の時に飲み忘れた時には食事の後でも十分なので、忘れずに飲むことを心掛けて下さい。また、1日2回飲むことも忘れてはいけません。忘れてしまうときちんと効果が得られなくなってしまうのです。忘れたからと言って一度に2回分飲むのもNGになります。

服用方法として注意したいのが併用する薬です。成分によっては抗ヒスタミン薬の効果を増強しすぎてしまったり、弱くしてしまったりするのでリスクが伴うのです。購入する時には薬剤師の方に相談したりして、自分に適した薬を服用する必要があります。

アレグラに含まれている主成分の抗ヒスタミン薬のフェキソフェナジンはマグネシウムやアルミニウムと一緒に服用すると、吸収率を40%下げてしまいます。それでなくても効果が弱いアレグラでは十分に力を発揮することができなくなってしまうのです。マグネシウムやアルミニウムが含まれていることが多いのは便秘薬になります。市販でも販売されているので服用している方も多いと思いますが、花粉症の時期は併用は避けましょう。

エリスロマイシンもアレグラに影響を与える薬になります。エリスロマイシンはマクロライド系の抗菌薬で、たんぱく質の生成を阻害することによって菌の繁殖を抑える薬になります。エリスロマイシンはペニシリンに良く似た薬で、副作用も少ないので性病や耳鼻咽喉科の病気等幅広く使われている薬なのです。

エリスロマイシンはアレグラの作用を高めてしまうので、かえって危険になってしまうのです。アレグラに含まれている主成分のフェキソフェナジンの効果を増強し、代謝を低下させてしまう効果があります。そうするといつまでも抗ヒスタミン薬が体内に残ってしまい、副作用が弱い筈の抗ヒスタミン薬の副作用が増強されてしまうのです。処方された場合にはきちんとアレグラを飲んでいることを伝えて相談する必要があります。