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花粉症の万能薬「アレグラ」の効果と副作用

2020年05月20日
くしゃみをしている男性

最近CMでも良く見るアレグラという薬について、実際に服用するとなると効能や副作用、持続時間など気になることは沢山あります。本当にアレルギー症状を緩和してくれるのかについて見ていきましょう。

アレグラには心臓病のリスクがあると指摘されたフェキソフェナジン塩酸塩を改良した抗ヒスタミン剤を利用しています。ヒスタミンという単語はよく聞くけれど、なんだか良くわからないというのが正直なところだと思います。ヒスタミンというのは集中力高めたり眠気を抑えたり食欲を抑えたりといった効果もあるのですが、これがアレルギーの原因になってしまうこともあるのです。

アレルギー物質となるものが入り込んでくると、ヒスタミンが肥満細胞から大量に放出されます。そしてアレルゲンと結びついてアレルギー反応を起こしてしまうのです。抗ヒスタミン剤はそのヒスタミンがアレルギー物質と結びつくのを防ぐ役割を果たしてくれます。それによってアレルギー症状を緩和してくれるのです。

鼻から入ってくると鼻がむずむずしてくしゃみが出るアレルギー性鼻炎になります。もしも皮膚にアレルギー物質がくっつくと、そのアレルギー物質を出そうとするためにかゆみが出たり蕁麻疹が出てしまったりしてしまうのです。こういったアレルギー症状は結構厄介なもので、かゆみは我慢し辛いものです。できれば症状を軽くしたいので、アレグラを有効活用したいところです。

アレグラは一体どんな症状に効果があるのでしょうか。アレグラはヒスタミン受容体の働きを抑えることによって、花粉症の症状を緩和してくれます。花粉症によるアレルギー性鼻炎や湿疹、アトピー性皮膚炎にも効果があります。ですが、目のかゆみにはあまり効果がありません。目がかゆいのであればそれに対応した別の薬を服用する必要があります。

アレグラは弱い抗ヒスタミン剤であるため副作用はあまりないとされています。脂溶性が低いため脳に入り込みにくくなっており、眠気が生じにくいのです。そのため仕事や学校があっても安心して使用することができます。ですが、ヒスタミンの働きが弱まることによって食欲を抑える働きも抑えられてしまいます。そのため長期間服用していると食欲が増進して太ってしまうという副作用が出てしまうこともあります。説明書には書いていないので、かなり個人差がある副作用ではありますが、多少の体重増加は考慮しておいた方が良いでしょう。特に春になれば夏に向けてのダイエットを気にしている女性も多いので、食事管理もしっかりすることをおすすめします。

また、症状を緩和させるために長期間服用するケースもあります。長期間服用する予定なのであれば肝機能の検査を定期的に行うのが欠かせません。アレグラの持続時間は大体8時間から12時間になります。そのため1日2回の服用で大丈夫で効果を継続させることができます。代わりに欠かさず毎日飲む必要があります。

アレグラには即効性がないという特徴もあるので、即効性が欲しいのであればそれなりに副作用が強い薬が必要です。そうすると眠気が強く出る傾向にあります。多くの人は即効性を求めるため、花粉症の薬=眠くなるというイメージが強いのです。即効性がないものは副作用が弱く、あるものは強く出るというのはどの薬でも同じになります。自分のライフスタイルに合うものはどんなものかを考慮した上で決めると良いでしょう。

実は花粉症に限らず大概のアレルギーは事前に治療薬を服用することによって症状が緩和することが多いです。症状が出始めて酷くなるまで我慢しようとすると、より神経が過敏になって、症状が悪化してしまいます。不安な場合には予め病院に行って相談をしておくと良いでしょう。