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花粉症の時期はいつ頃?季節ごとに分けてみました

2020年05月02日
鼻をかんでいる女性

花粉症は春夏秋冬それぞれの時期に様々なものが存在します。それぞれどんな特徴があるのか、どの地域で発症しやすいのかということについて押さえておきましょう。

まずは一般的なスギ花粉から見ていきます。スギは2月から4月がピークなので、春がシーズンだと思われがちです。でも実際には1年を通して飛散していて、あくまで2月から4月はピークというだけなのです。敏感な人や重篤化している人だとそれこそ1年中鼻水やくしゃみが出る人もいます。北海道と沖縄ではスギが少ない地域であるため、スギ花粉症になる人は少ないと言われています。症状が酷い人にとっては羨ましい話かもしれませんね。

ヒノキの花粉は1月から6月がピークになり、冬から春にかけての花粉症になります。ヒノキとスギの花粉は遺伝子的に近く、ヒノキ花粉症を単独で発症している方は少ないのです。スギだと思っていたけど実はヒノキだった、ということもあります。冬から春にかけて長い間症状があるのであれば、可能性があると思って良いでしょう。

夏に富んでいるのはカモガヤやオオアワガエリになります。川原に生えている雑草なので、どこでも発症する可能性があります。イネ科は冬以外は花粉を飛ばしているのですが、ピークは7月から10月の4カ月間です。秋の花粉症と言われているヨモギ等も夏から花粉を飛ばすので、かなり長い期間ピークがあると思っておきましょう。

冬は植物が花を咲かせることも殆どないので、花粉症のイメージがないかもしれませんが、冬にも勿論あります。この時期にはハンノキ系統が多く、シラカバもハンノキなどのカバノキ系統に含まれます。シラカバが生息する地域は限定的で、北海道や東北に多く見られる種類です。寒い地域でしか見られないので、あまりイメージがないかもしれません。カバノキ科の中にはどんぐりのなるクヌギも含まれているので、意外と広い範囲で生えています。シラカバで症状が出た時にはどんぐりにも注意する必要があります。

シラカバ花粉症の一番の特徴はくしゃみや鼻水ではなく咳が出ることです。スギ花粉と構造が似ているため、スギ花粉症が発症していると発症しやすい傾向にあります。シラカバ花粉症を発症している人の怖いところは口腔アレルギーも引き起こしやすいという特徴を持っていることです。この口腔アレルギーを引き起こしやすいのが、シラカバの花粉の構造と良く似ている花粉からできた果物を食べた時に起こりやすいのです。シラカバやハンノキであればリンゴや桃、梨、マンゴーといった果物になります。

もちろん他の花粉によっても口腔アレルギーになりやすい傾向はあります。スギやヒノキの場合にはトマト、ブタクサやイネ科の場合にはメロンやスイカ等のウリ科の食べ物がなりやすくなります。なので果物を食べた時に口の中がかゆくなるといった症状が出るようであれば避けた方が良いでしょう。場合によっては過熱したら食べることができるケースもありますが、楽観視してはいけません。大丈夫だと思っていてもアナフィラキシーショックを起こす可能性があります。アナフィラキシーショックを起こした場合は最悪、命に関わってくるので、決して軽視してはいけません。きちんとアレルギーの数値を確認した方が無難です。

ヒノキもシラカバもどちらもスギと構造が似ているので、併発しやすく重症化しやすいというという特徴があります。全てにかかってしまうとそれこそ1年中症状に悩まされなければいけなくなってくるので、できれば症状の軽い内に薬を服用するように心掛けたいところです。重症化してしまうとエピペンを使用しなければいけなくなるので、そのリスクがあることを忘れないでください。